財布を落とした経験はおありでしょうか。幸いにして私は今のところ経験ナシですが、考えただけでぞっとしますよね。
キャッシュレス決済が普及したこの時代、現金を大量に持ち歩く人は少ないと思いますが、決済カードが不正利用されたとしたら、被害は相当なものに……。
本記事ではクレジットカードやキャッシュカードといった決済カードを紛失してしまったときにどうすればよいかを解説していきます。
現在進行形でカードを紛失してしまった人はもとより、今のところ問題ない人も、いざというときのために覚えておくと安心です!
また、本記事の最後には主要クレジットカード会社の連絡先とサイトリンクをまとめておきましたので、あわせてご利用ください。
決済カードを紛失したらどうする!?
クレジットカード、キャッシュカードなどの決済カードを紛失した場合、とにかく早めに動くことが肝心。
というのも、不正利用に対する補償の適用期間がクレジットカードは60日、キャッシュカードが30日と定められているのです。
では具体的に何をすればいいのか見ていきましょう。
1、利用停止&再発行を申請する
カードの不正利用を防ぐためにまずやらなければならないのが、利用停止&再発行。クレジットカードの場合はカード会社に、キャッシュカードの場合は銀行に、それぞれ電話しましょう。
連絡先はカード裏面に書いてあることが多いですが、紛失しているので当然確認できません。そこで、例えば楽天カードなら楽天カードの連絡先を調べなければなりません。
そのためにも、最低限手持ちのカードがどこのカードなのかという点だけは、あらかじめ把握しておきたいところ。
それぞれのカードの連絡先なども、あらかじめ控えておけば完璧です。
項目3で改めて説明しますが、カードを再発行するとカード番号が変わるので、ネットショップから公共料金まで様々な支払いに登録していた番号をすべて変更しなければならない手間が発生します。
そこでカード会社によっては、利用停止のみで再発行は行わない、という処理ができる場合があります。
2、警察に遺失届を提出する
カード会社および銀行の補償制度を受けるためには、警察に遺失届を提出しなければなりません。
以下のリンクから遺失物届をダウンロード、印刷&記入し最寄りの警察署または交番へ提出するか、
もしくは以下のリンクからオンライン手続きが可能です。
3、登録情報を変更する
クレジットカードの場合、再発行したカードが届いたら登録情報の変更を行いましょう。
再発行時にはカード番号が変わるので、当該カードで登録のある決済サービスは軒並み使用不可となっています。
ネットショッピングなどは利用しなければいい話ですが、ガス水道といった公共料金や、年金、携帯料金など、自動引き落としに指定している場合は要注意。
早めの登録変更を心がけましょう。
結びに ~紛失する前に出来ること~
いかがでしたでしょうか。
いずれにせよ、相当面倒なことになるのがお分かりいただけたかと思います。
もちろん紛失しないのに越したことはありませんが、不慮の事態というのは常に起こりうるもの。備えておくに越したことはありません。
そこで本記事の最後に、決済カードの紛失に備えて今から出来ることを以下にまとめました。
誰しも不注意というのはあるものですし、盗まれるということだってあるでしょう。いざという時のために、財布の中身は少なくしておくのに越したことはありません。
決済カードが十枚も入った財布を落としたり盗まれたりしたら、十社それぞれで利用停止&再発行の手続きをしなければなりませんので、それだけで二日三日が潰れます。
そこで、例えば「Aカードはネットショッピング用」「Bカードは公共料金用」というように用途を分ければ把握もしやすいですし、財布に入れるカードも少なくて済みます。
自宅保管なら盗まれる心配も大幅に減りますし、カード再発行中の予備としても使えます。
自宅内で紛失ということがないよう、保管場所を決めておくとなお良しです。
また、有効期限やセキュリティコードといったカード情報を控えておくと、万が一のときにも安心です。
各クレジットカード会社連絡先
以下に各クレジットカード会社の連絡先を載せておきます。
一部リンクの下に注記しましたが、カード会社によっては電話手続きのみ再発行手数料が掛かる場合などありますので、確認のうえご利用ください。
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